精密根管治療とは?

精密根管治療のメリットは、治療を行うことで歯の痛みを解消し、抜歯をせず本来の歯を残したまま治療を行うことができる点です。また、通常の根管治療においても、この精密根管治療を行うことにより、治療後の再感染、再治療のリスクを格段に減らすことができます。さらに、痛みのない初期の虫歯も発見できるため早期治療や早期予防につなげることが可能になり、安全で確実な治療を行うことができます。ペンシルバニア大学 Microscopic Training Course in Surgical EndodonticsとPESCJ : PENN ENDO STUDY CLUB IN JAPANを修了し、トレーニングを受けております。
精密根管治療がおすすめの方
精密根管治療の特徴
マイクロスコープ(歯科用顕微鏡)を導入

マイクロスコープを使用することで、これまでレントゲンと計測機械を頼りに手探りで行われてきた治療が、目で根管内の細部まで確認しながら精密な歯科治療を行うことができます。
マイクロスコープ精密治療
歯を削る量を最小限にとどめることができ、天然歯と区別のつかないほどの自然な仕上がりを実現できるようになりました。
細部までくっきり鮮明に捉えることができるカメラですので、治療部位の状態が手に取るようにわかります。
特に目立つ位置である前歯の治療は、ことのほかお顔つきに影響を及ぼしますので、丁寧に歯を削り処置を行っております。
信頼性の高いカメラですので、優れた描写力により治療のクオリティが高く、天然歯の掘削量は最小限にとどめることができ、天然歯の保存においても格段に向上しました。
東大阪市在住 40代 男性の症例 ご紹介
- 部位
- 下顎右側第2大臼歯
- 症状
- 1ヶ月前から冷たいものがしみるようになり、徐々に痛みが増し、我慢が出来なくなってご来院されました。
- 治療回数
- 2回
- 治療について
- 奥歯の3根管の症例です。根管が細く、複雑でしたが、1回目の根管治療と貼薬で痛みが治まり、スムーズに充填できた症例です。








ラバーダムによる治療

ラバーダムとは、薄いゴムのシート状のもので、治療部位以外を覆ってマスクのようにして使用します。治療中に根管内に細菌が進入するのを防ぐために非常に重要で根管治療の際に使用する薬液から粘膜を保護したり、リーマー(根管治療用のドリルの先端の小さい器具)、ファイル(根管の中の物をかきだす器具)の誤飲・誤嚥防止にも役立ちます。 根管治療の成功率(治療後の部位に再発しない率)にも差が出ることがわかっており、使用した場合の初回治療時の成功率は『90%』程度に対し、使用しない場合は『50%』程度と各段に確率が落ちることがわかっています。有効な効果を持っているラバーダムですが、日本ではあまり使用されていないのが現状です。原因としてはラバーダムは保険点数がつかず実質無料ということも大きな要因で、省略する医院が多く、残念ながらラバーダムを使用しても成功率には関係がないという認識の歯科医院があることも現状です。
症例・体験談
症例・体験談一覧をみる精密根管治療の治療費用
こちらをご確認ください精密根管治療 Q&A
こちらをご確認ください無料相談会のご案内
お口の中のお悩みに、院長が丁寧にご説明します。
不安で治療に踏み出せない方、長くお悩みのある方や、ご興味・関心のある方、
もちろん私とゆっくりご相談されたいという通院中の患者様も、ぜひこの相談会をご利用ください。