歯科の本質は免疫力を高める仕事！！

2020/04/25 08:50

皆様、こんにちは！！奈良県北葛城郡河合町・香芝市・広陵町・上牧町エリアにある、かつらぎ歯科医院の院長です。新型コロナウイルス対策もようやく落ち着いてきました。歯科の歴史は、細菌とウイルスとの戦いの歴史でもあります。口腔内には、腸内細菌に次いで多い部位でもあるので、その感染が色んなお口の疾患を引き起こしていることは事実なのです！！普通の歯科医師は、その感染症を治療で治すのが仕事なので、あらゆる殺菌、滅菌は日常茶飯事で、その道のプロフェッショナルなのです。どの職場よりも、歯科診療所の滅菌体制はしっかりしていると自負しています。しかしながら、この新型コロナウイルスは、治療法が確立していないのと、感染しやすいということで不安を煽っています。先日のテレビで、ノーベル医学・生理学賞受賞者の本庶佑・京都大学特別教授は、新型コロナウイルスとの戦いを「眼に見えない忍者との戦い」と例え、これ以上の感染を広げないために「PCR検査数を毎日1万人以上に急速に増やす」「1か月の完全外出自粛で満員電車での通勤をやめる」「外国で有効性が示されている治療法を実地導入する」の3点を提言しています。そして、やはりどこにいるのかを明確にして、先手必勝だと述べられていました。生命、生活、経済を破壊させる現状のため、速やかにすることは誰の目にも明らかですが、その点では日本は体制ができていないのが明らかになりました。現在、仕事では気を緩めず、感染対策を行いながらの治療、休日はすべての公式予定がキャンセルなのでゆっくり自分の雑用に向き合うこともできています。また骨折以来できていなかったランニングも迷惑にならないように夜間に10kmまでできるようになりました！！そして、家族に貢献しようとしますが、普段できていないことは、やはり邪魔でしかありませんね・・。これだけ家で待機している子供達、お母さんのストレスも極限です。自分なりの楽しみをもっと増やさないといけません。色んな人の気持ちを推し量ることもできました。ネガティブキャンペーンの歯科でも、少し良いことが、プレジデント社が発刊した雑誌に「コロナに負けない！免疫力&歯磨き入門」という特集が組まれていました。知り合いの先生も数名出ておられ、久々にポジティブに読むことができました。日野原先生もおっしゃっていましたが、歯科は人間らしく寿命を全うするまで必要な仕事であることを思い出しました。本庶先生も免疫学の権威でした！！もっと歯科の本質や可能性をエビデンスレベルで発信することが必要です。未来に向けもう一度戦略を組んでいきたいと思います！！