院長先生のちょっといい話 Blog

松下経営塾②!!

奈良県北葛城郡上牧町、広陵町、香芝市  インプラント・矯正歯科・審美歯科・根管治療 かつらぎ歯科医院の院長です。

先週は松下経営塾第2回目がありました。

第2回目は初対面と違い、それぞれ懇親を第1回目で図っていたので、最初から和やかな雰囲気で勉強が始まりました。

今回のテーマは「自然の理法を経営にどう活かすか」というものでした。自然の理法?第1回目から宇宙観、人間観を持つということだったのですか、なんのことやら・・・・・?

しかし、前回教えて頂いた「人間を考える」という幸之助さんの著書を読んだおかげで少しその意味が理解できて来ました。自分で購入したのですが、今回PHPさんから宿題の課題として貰えたので本が2冊になりました(笑)!!人よりも読みなさいという幸之助さんの伝言かもしれません・・・。

さて1日目は、PHP発祥の地 京都南禅寺横にある「真々庵」の見学です。この見学を通して何に気付くかです!!

幸之助さんが、パナソニックの第一線を退いた後、繁栄により幸福と平和を実現する理念を確立するための道場として建てられたものです。当時の社員を選抜して、衆知を集め一つのテーマが解決するまで自らの集大成として取り組んだものなのです。PHPの佐藤先生は直接ここで薫陶を受けた一人だそうです。

普段は一般の方が入れず、幸之助さんが亡くなってからはパナソニックの迎賓館として世界からの来客時に訪問される場になっているそうで、松下の関係者しか見学できないそうです。一見の価値はありますね。

しかも、JR九州会長の唐池会長と同じグループで回ることもできました。色んな方々と繋がるものですね、不思議です。いざ見学すると東山を眺め、南禅寺の山門があり、赤松、すぎ苔、銀杏、スギ木立ち、白砂など日本庭園の最高峰と言える景色がありました。一つ一つが緊張しながらも大小の木々が調和が取れた穏やかな、やわらかい顔のお庭でした。日本庭園の先駆者小川治兵衛のお弟子さんで川崎幸次郎さんと幸之助さんが禅問答のように作り上げたと聞きました。この中真々茶室、伊勢神宮を思わすような根源の社がありました。

真々の意味は、京都のお山に深々と雪が降り積もるように真実と真理を追求し積み重なるような意味があるそうです。

また地下室には、幸之助さんが日本の工芸伝統の保護と物作りの大切さを伝えていたことから、人間国宝の皆様が定期的に作品を自らここに展示されておられるようです。これは必見です!!

最後は幸之助さんが愛した茶器で、裏千家の作法でお茶といただきました。

私の感想は、やはり素直な心に通じる道だと思いました。地球は宇宙の中の一部で人間はその地球の万物の王者であり、全ての物体には生命や使命があり、物的発展、心的発展により、人間は生成発展していけるのである。現在あることのすべてを受け止めて良い方向に向かうために人間は何を考えるのかというもの。

やはり考えること、調和が必要なのです。すべては自分の内面にあります!!

自然の理法とは、私が大好きな言葉「雨が降ったら傘をさす」のように、当たり前のことを、当たり前のようにとことこん考えて行うことなのです。そうすれば必ず良い方向に向かうのです。

それにしても案内していただいた、支配人の方の松下幸之助さんへの尊敬の念が凄いです。貴重な体験をさせていただきました。

奈良県北葛城郡上牧町・広陵町・香芝市・河合町・王寺町のかつらぎ歯科医院は、医療を通じて「自然の理法を実践する」医院です。

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